保健師ラダー完成! 保健師現任研修を行いました

2025.09.21
健和会には、産業保健や地域保健などを担う保健師さんが働く職場もたくさんあります。
現任の保健師さんの研修も、関連法人の健愛会と合同で毎年行われています。
今年はどんな研修かな?ちょっと覗いてみましょう!
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今日のテーマは、できたてほやほや“保健師ラダー”😆のお披露目、
そして“認知症の人を通して社会を看護する”を考える研修でした。
まずは、健愛会看護部長より保健師ラダーの概要と活用方法の説明がありました。
なんと!検討開始から足掛け3年!いよいよ保健師ラダーが完成し運用開始です。👏🏻👏🏻
健和会の看護ラダーも活かしつつ、自治体保健師のキャリアラダーも参考に、
産業保健・地域保健のいずれの領域でも活用できるように練り上げた
オリジナルラダーなのです <(`^´)>エッヘン
病棟で保健師職場をめざして実践を積んでいる公衆衛生看護コースの看護師さんが、
看護ラダーから保健師ラダーにスムーズに移行できるような配慮もされていますね!!
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次の講師は、認知症看護認定看護師さん。
2024年に認知症施策推進基本計画に「新しい認知症観」が導入されたことが
トピックスとして挙げられ、改めて認知症について学んでいきました。
「新しい認知症観」って知ってましたか??
“認知症になったらなにもできなくなるのではなく、認知症になってからも、
一人ひとりが個人としてできること、やりたいことがあり、
住み慣れた地域で仲間たちとつながりを持ち、
希望を持って自分らしく暮らし続けることができる”という考え方だそうです。
そのほか、様々な病態や状況に合わせて支援することの大切さや、
おや?と思ったら検査をすることの重要性、
家族支援の複雑さ・難しさについても学び・考える時間になりました。
ついついできていないことに目が行きがちだけれど、
良い関係を続けるコツは、「できていること」を延々と言葉で返していくこと🙂↕️🙂↕️🙂↕️
なるほど~ 出来てることなら嫌な気持ちにならないですね!
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講義の後は、産業保健/地域保健の両領域で経験してきた保健師より、
複雑な背景を抱えた事例が複数提起されました。
そして、対象者の困難に気付く人になること、今できることを検討し、困難をとりきるまで連携も含めた支援をし続けることが専門職ではないかとも投げかけられました。
グループワークでは活発に意見交換して大いに盛り上がったのでした。
認知症があってもなくても、人として尊重して関わること
対象者の背景も含めてあきらめずに関わり続けること
関心を持つことの大切さ…などなど
健和会や協議会が大切にしていることがしっかり伝わって来ました!
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今日、9月21日は世界アルツハイマーデーです。
そして、毎年9月は認知症月間。
認知症の学習を通して、保健師職能の専門性について学びを深めた保健師さんたちでした。
健和会には、東京・埼玉の病院・クリニック・訪問看護ステーション・介護施設など看護を学べるたくさんの施設があります。
また、看護師を目指す高校生や看護学生、キャリアアップを目指す看護師の方々に向けて日々の活動や取り組みを発信しています。
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