2013.12.13
健和会看護部です!こんにちは。本日の話題は「地域クリティカルケアコース」研修。
人が生命の危機的状況になる場面はERやICUだけではありません。リハ病棟でも診療所でも透析でも、そして現代では在宅にすら、いつ急変してもおかしくない、呼吸器やポンプ使用の利用者がいる時代です。
そして医師不在のシーンが多い場所にこそ、危機的状況にきっちり対応できる看護師が必要なのだと、そう思いませんか?
急性期から在宅まで、地域全体に保健・医療・福祉のネットワークを持つ健和会では、看護のそのような側面でリーダーシップを発揮できる看護師の育成に取り組むために、今年度からこのコースを開始しました。
11月に今年度第2回目の研修が行われました。皆さんまだ1年目の看護師達です。
コース生は柳原病院の2名とみさと健和病院の4名の合計6名。
講師はみさと健和病院ICU所属の集中ケア認定看護師Wさん。
まずはアイスブレイク。「ストレス解消に何していますか?」
「衝動買い」「ゲーム」「飲んだりしちゃいます(笑)」「寒いのでコタツを買いました(笑)」「ひたすら寝る」…などの回答の中で、「なるようにしかならないので、悩まないようにしました(笑)」という、新卒にして悟りの境地。後光が射すK君でした。
さて本題。第1回目の研修は以前のブログをご参照いただくとして、今回の研修も超急性期事例を元に個人ワーク&グループワーク。このコース、1年目は主に講義と机上のお勉強。2年目以降は実地研修も行なって行きます。
適宜アドバイスをしながら、優しく見守るWさん。
Wさん「や〜感動ですね!4ヵ月前にはどこが異常ですか?と聞いてもなかなか出てこなかったのに、今は驚くほど出て来て感動しています。患者の状態だけでなくて、看護ケアにまで及んでいてすごいですね!」
研修の締めはWさん自身の「キラリ看護」。
Wさんが今まで出会ってきた患者さんとのエピソードが語られました。
「心に残る患者さんとの出会いを大切にしてほしい。それが学び続ける力になります。」
受講生の感想には
ICUなど病棟よりも重症な患者がいる所で勤務している同期の考えや、Wさんの考えを聞けるのはとても勉強になった。
という声もあれば、逆にICU勤務のナースからは
(一般)病棟勤務の同期は長期的なプランで問題をピックアップしていてとても刺激になった。
という声もありました。
そして、
最後のお話を聴いて、患者さんとのかかわり方を考えてみようと思いました。
という声も…。
この研修は、講義を聴き参考書を調べて新しい知識を身につけたり、患者の全体像をとらえる方法論を学んだりする機会でもあるのですが、グループで話し合うことが期待以上の効果をもたらすことも学べる機会となったようです。
そして患者さんとのふれあいが、看護師の学ぶ力になるのだということも、ちゃんと伝わったようですね。
「もっと私も勉強しなくちゃ!!」by W(集中ケア認定看護師)
講師のモチベーションまでもが上がった、地域クリティカルケアコース研修でした。
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