2013.05.08
こんにちは。東京都足立区にある柳原病院です。
本日は、「退院支援に力を入れている柳原病院で経験して、将来は訪問看護師になりたい」という看護師さんが採用内定しました。インターンシップをして、現場の看護師に「ここは忙しいよ」としっかり(?)教えてもらったそうですが、その上で希望して下さいました。
嬉しいです(泣)柳原病院の良さをわかって下さって。
そして、本日はもう一つブロ子を泣かせる出来事がありました。
病棟に立ち寄った時にIJ主任から聴いた、ある患者さんのエピソードです。
高齢の女性Aさんが柳原病院に入院していました。要介護状態で在宅生活を送っていた方です。在宅でずっと介護していたのは弟さんでした。弟さんは毎日Aさんの面会に来ていました。
それが、弟さん自身に病気が見つかり、他院に入院して手術を受けることになりました。
弟さんの入院中にAさんの状態は次第に悪化。弟さんが連絡を受けて駆けつけた時には、Aさんはすでに息を引き取っていました。弟さんが退院した、翌日の事でした。
お姉さん思いで熱心に介護していた弟さんが姉の最期に間に合わず、どんな思いで過ごされているのか、看護師達は休憩中にもそんな話題が出るほど気にかけていました。
Aさんが亡くなってから1週間たった日の夕方、弟さんが病棟へ訪ねて見えました。
弟さんは少し疲れた様子でしたが、にこりと笑みを見せ、目に涙を浮かべて言いました。
「退院したら、すぐにお姉ちゃんのところに来ればよかった。亡くなった知らせを聞いてすぐに駆けつけたら、夜勤の看護師さんが『まだ体が温かいからいっぱい触って、話しかけてあげて。お姉さんがんばりましたよ。』と沢山声をかけてくれて。僕が入院して話しができなかった分いっぱい話したんだよ。そしたら、心が少し楽になった。」
そう言うと、涙をポロポロ流し、握手を求めてきました。
IJ主任は柳原病院に異動してきて1年になります。柳原病院は入院も多い急性期病院で、毎日それはそれは忙しいです。でもそんな忙しい日々の中で、今回のようなエピソードは何度もあったそうです。
それはともすると「当たり前」として通り過ぎてしまいます。でも主任はそんなキラリと光るエピソードをちゃんと拾い上げることで、自分たちのしている看護への自信と明日への糧にしたいと願っているのです。
入職が内定した看護師さん、柳原病院は忙しいですよ(笑)。でもきっとあなたも、ステキなエピソードの一員になれます。楽しみにいらしてくださいね。
皆でお待ちしています! 今日は写真なし。胸がいっぱいで…(ブ)
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