2013.03.01
こんにちは。健和会訪問看護ステーションです。
本日、複合型サービスまいほーむ北千住がオープンしました!
昨日のブログで複合型サービスまいほーむ北千住を施設の写真入りでご紹介しました。
本日は、複合型サービスとは何か、どのような意味があるのかがテーマです。
健和会複合型サービス代表であり北千住訪問看護ステーション所長で健和会訪問看護ステーション統括所長でもある小菅紀子の挨拶が、とてもわかりやすく施設の特徴を表現していましたので、以下ご案内に代えまして皆さまにそのままお届け致します。
長くなりますがどうぞお読みください。
みなさま本日はお寒い中、ご来所下さいましてありがとうございます。
まいほーむ北千住、北千住訪問看護ステーションの小菅です。
まいほーむ北千住に併設しています北千住訪問看護ステーションは、1992年-今から20年前に開設されました。1980年代より柳原病院地域看護課から訪問看護をおこなっていたそうですが、その前年、老人訪問看護制度が制定され、東京都第1号として開設されました。
1994年には「看護師とヘルパーによる24時間巡回型ケア」を当時の厚生省モデル事業として実施し本日まで継続していますが、これは今年24年度開始された定期巡回随時対応訪問介護看護の原型であったと聞いています。
「早朝・夜間・休日に訪問しケアができる体制があれば、行きたくない施設に入らなくても済むし、24時間365日いつでも 相談にのりすぐに訪問できれば、この地域で住み続けられるのではないか」ということから24時間巡回型の在宅ケアが始まったのですが、全ての方が行きたく ない施設に入らなくてすんだかというと、そうでもなくなってきました。
訪問は点のサービスで巡回はその点を巡回することで線のサービスに近づけるわけですが、訪問と訪問の間におこるご本人、家族の不安や介護負担、そして大きくは支給限度額の問題で、加算点数の大きい夜間の訪問はどうしてもケアプランから外されてしまうわけです。
一時的にでも泊まることができたら…訪問の単位を気にすることなくケアができたら…。
この思いに応えてくれそうなのが、この複合型サービスではないかと考えています。限度額の問題が全くないかと言えばそうではなく、自宅で使うベッドや福祉用具の点数が、複合型サービスの点数を使うと限度額を超えてしまうことなどあります。
しかし、本日各方面からの多くのご来賓の皆様より、この新事業、複合型サービス「まいほーむ北千住」をご支援ご協力 くださるとの温かいお言葉を頂き、住民の皆様に知られ・頼りにされ、「すみなれたまちに住む安心」を提供できるよう職員一同一丸となって取り組んでまいり たいと思います。
本日は本当にありがとうございました。今後ともご支援ご協力をよろしくお願いします。
感極まり言葉に詰まる小菅さんを励ます所長達と、温かな拍手を送る会場の皆様です。
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長い歴史の上に立ち、地域の皆様の要望と、私ども保健医療福祉スタッフの願いがひとつになって誕生したまいほーむ北千住です。
今後ともまいほーむ北千住および北千住訪問看護ステーションを、皆さまよろしくご支援お願い致します。
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