2014.03.31
東京都足立区・墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区・港区・埼玉県三郷市に11ヶ所の訪問看護ステーションを展開する健和会訪問看護ステーションです。こんにちは。
私たち健和会とその関連法人(協議会と呼びます)の訪問看護ステーションは、自宅以外の生活の場であるグループホームにも訪問して、利用者の健康管理などのお手伝いをしています。
先日、いくつかのグループホームと訪問看護ステーション合同で事例検討会を行いました。
介護職16名 看護師18名 総勢30名を超える参加がありました。
1つ目の事例は「自分らしさを持ち続け穏やかな看取りを」ということで、「看取りについて」がテーマの話し合いでした。
看取りの時期はいつからなのか?今後どのような経過をたどるのか?など介護職は不安に思いながら日々関わっていることが改めてわかりました。
その中で「その人にとって残りの時間どのように過ごすのがよいのか」と、介護職の皆さんは本当に真摯に考えて関わっていました。不安を抱きながらも「良い看取りをしたい」と支援をがんばっている介護職へ、看護師の果たす役割は大きいことがわかりました。
2つ目の事例は「最期まで安心して、ここで生活してもらいたい。」〜リスク管理と生活感のある暮らし〜ということで、「転倒」を題材にリスク管理について話し合いました。
転倒を予防するために、それぞれの事業所で取り組んでいる工夫を共有しました。
高齢者は、徐々に動きや判断力が低下していく中で、どうしても転倒のリスクはあがっていきます。「転ばせないために動かさない」のではなく、本人が希望する過ごし方ができるようにリスクを減らす工夫をすることや、動くことで発生するリスクについて、本人はもちろん家族とも、普段から話し合っておくことが大事だと意見が出ました。
介護・看護でお互いにわかっているつもりでいたことが、実は違う捉え方をしていることもありました。また利用者さんと関わる喜び・辛さ・悲しさ・楽しさは、介護も看護も関係なく共有できるものでした。
お互いに話し合う機会をもち、事例や情報はもちろん、気持ちも共有することが大事だと改めて感じることができました。
違う事業所の介護職・看護職が顔を合わせて、お互いにコミュニケーションを図ることができるのは、なんて素敵なことでしょう。このような機会が沢山ある健和会(協議会)で切磋琢磨しながら、学びあえる場があるって幸せだなあと感じた有意義な事例検討会でした。
健和会はどこよりも丁寧な教育研修体制で、訪問看護初心者も一人前に成長するまでサポートします。
健和会には、東京・埼玉の病院・クリニック・訪問看護ステーション・介護施設など看護を学べるたくさんの施設があります。
また、看護師を目指す高校生や看護学生、キャリアアップを目指す看護師の方々に向けて日々の活動や取り組みを発信しています。
健和会の日々の活動や取り組み、最新情報については以下をご覧ください。
健和会では新しい仲間を募集しています
現在募集中の求人は以下からご覧頂けます。
各種お問い合わせはこちら
資料請求や病院見学やインターンシップの
お申込みなどお気軽にお問い合わせください。
電話でのお問い合わせ
(受付時間:9:30〜17:00)
新卒048-955-9548(担当:佐藤、市原)
資格者03-5813-7606(担当:和田、葛西)